校長あいさつ

学校長挨拶 


ごあいさつ 

 沖縄県立大平特別支援学校ホームページへアクセスいただき、ありがとうございます。 


 本校は知的教育部門の単独校で、小学部、中学部、高等部(普通科)が併設され、寄宿舎(学寮)が付設されております。また、久米島高等学校に本校高等部久米島高等学校分教室(普通科)が設置されております。 
 今年度、本校の児童生徒数は、小学部111名、中学部83名、高等部92名の計286名で、久米島高等学校分教室は6名の生徒が在学しております。 

 本校は、昭和39年4月に県内初の知的教育の養護学校として設立認可され、昭和40年4月に開校しております。開校当初は中学部単独校でしたが、3年後の昭和43年4月に高等部、養護学校就学及び設置の義務制実施年の昭和54年4月に小学部が併設され現在に至っております。今年度は開校60周年の節目に合わせて、中学部と高等部の新入生から学年進行で新制服に移行しております。

 久米島高等学校分教室(高等支援学校等に分類)は、久米島における軽度知的生徒の後期中等教育を担うため、平成22年4月に開室し現在に至っており、久米島高校の生徒と日々の授業の一部共修(週平均11/30時間程度)に加え、学校行事や部活動などの学校生活を共にしながら、日常的な交流及び共同学習が展開されております。また、令和8年度には、高等支援学校等としての教育課程の明確化を図るため、普通科専門コース(産業コース)へのコース改編を予定しております。 


 本校の校訓は、「愛汗(あいかん)」で、初代校長 徳山清長先生の教えである「互いに認め合う愛の心を持ち、共に汗を流す」という教育理念のもと、小中高一貫教育による児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた「主体的な活動による自立」と「貢献を視野に入れた社会参加」のできる人材の育成を目指して、日々の教育活動に取り組んでおります。令和4年4月にはスクール・ミッション及びスクール・ポリシーやグランドデザインを策定し、今年度は開校60年を迎え、その伝統と誇りを胸に、新たな一歩を踏み出します。今後も地域の特別支援教育のセンター的機能を発揮しつつ、最も重要である本校教育の更なる充実に取り組んでまいります。 


 本校ホームページをご覧いただいている皆様には、どうぞ引き続き、私達教職員と共に、児童生徒の歩む姿、成長する姿を見守っていただきたいと思います。 

令和7年4月           
沖縄県立大平特別支援学校 
校 長    古我知 博樹